第26回の「あなたのプランB」、今回は、裏吉(@Sales_writing20)さんに書いていただきました。
会社役員を務めながらも副業のライティングについての発信にも力を入れている裏吉さん。そんな裏吉さんが考える「プランB」、そしてなぜ「プランB」を考えるようになったのかを語っていただきました。
僕が提唱する「プランB」の大切さについてまだ記事を読んでいない人は、別の記事で説明していますのでこちらを参照ください。
プランBのすゝめプランBの形は人によって異なり、「転職」や「英語」などのスキル・資格でもあり得ます。
皆さんも裏吉さんの言葉からたくさんのものを吸収してもらえると嬉しいです。
目次
1. 裏吉のキャリア
はじめまして、裏吉と申します。
現在は中小企業の会社役員として勤務する傍ら、個人でSNS/ブログを通して文章力の大切さを発信しています。
ツイッターは2019年6月からスタートし、今に至るまで毎日コツコツ配信していたところ、イシコさんにお声がけいただき「あなたのプランB」を執筆する機会をいただきました。
私はサラリーマン(勤め人)とフリーランス(個人事業主)という二足のわらじを履く生活を送っています。
私なりのプランBをお話できればと思っています。
少しでも参考になれば幸いです。
ー簡単な自己紹介ー
簡単な自己紹介を仕事/実績/プライベートの3つに分けて説明させていただきます。
1.仕事
■本業
- 中小企業に勤める会社役員です。
- 業種は住宅営業、役職は管理職です。
- 仕事内容は、お客様の建てたい家をカタチにする仕事です。
■副業
- フリーランスで活動しています。
- 業種は執筆業、職種はセールスコピーライターです。
- クライアント様の売上に直結するような反応を促し、強い販売力・訴求力の効果を発揮する文章を書く仕事です。
2.実績
■本業
- 住宅営業にて60ヶ月連続グループNo1
- 最年少会社役員(20代で就任)
- 某大手雑誌に掲載/取材
- 1通のはがきをキッカケに6,000万円の売上
- 年間最高粗利益1億円突破
■副業
- SNS/ブログを通して商業出版の依頼
- 文字単価20円以上の執筆依頼
- 売れる文章術講座が3ヵ月で100万円突破
- ブログが月間6.3万PV突破(9ヵ月で到達)
- Twitterの累計フォロワー数6万人突破 ※2つのアカウントを運用(裏吉/秀吉)
3.プライベート
北海道在住の3人家族(妻と1歳の息子)を持つ32歳です。
また、私の性格を具体例を交えてご説明させてください。
妻と出会った瞬間に「結婚前提でお付き合いしてください」と言ってしまう、いわゆる痛いタイプです。また、住宅営業においても「買ってくれるまで通い続けます」という痛い営業をした経験があります(笑)
「周りが見えなくなるタイプの人間」と念頭に置きながら読み進めていただければ幸いです。
2. 裏吉にとってのプランB
ー私のプランBー
私のプランBは、本業とは別に副業で稼ぐことです。
副業の内容は書いた文章をクライアント様に納品する仕事です。
いわゆるセールスコピーライターとして活動しています。
おそらく多くの方が「セールスコピーライターってなに?」と思うかもしれません。
簡単に説明させてください。
重複してしまいますが、セールスコピーライターとは売上に直結するような反応を促し、強い販売力/訴求力の文章を書く仕事になります。
具体的な仕事内容を説明しますと、開業した整骨院/進学塾の入会を増やしたいクライアント様のチラシやWEB版のチラシ(LP)にお客様を呼び込む文章を書く仕事です。
他にもインスタグラムの広告文や企業様のHPの執筆/パンフレットの内容考案・執筆まで多岐に渡り、販促活動の一部をお手伝いしています。
つまり、集客/販売に悩むクライアント様の悩みを解決する文章を書いています。
ーなぜプランBに副業を選んだのかー
2018年に国が副業の解禁に力を入れたのがキッカケです。
国からの強いメッセージ、「副業の準備をしなさい」と言っているように聞こえたのが大きな理由です。
実際に2019年6月から「会社の看板だけではなく、個人の看板で生きていきたい」と思い、ツイッターやブログを立ち上げました。
私の偏った考え方ですが、「国は助けを求めても助けてはくれない」と思っています。
私は国に自分の将来を100%託すことも、依存することもしません。
自分の力で生きていくしかない、と思っています。
そのように思ったキッカケは他にもあります。
大手企業の終身雇用が崩壊し、より一層「誰が私を守ってくれるのか?」と頭を抱えました。
悩んだ末に出した答えが「企業に勤めながら、同時に個人の力を磨いていこう」という決断でした。
令和の時代は企業に勤めるだけではなく、フリーランスとしても挑戦しないとリスクがある時代だと思っています。
「挑戦こそ、最大のリスクヘッジ」を胸に刻み、サラリーマンをしながら副業を選択する決断に至りました。
これがプランBを副業に選んだ私の理由です。
ーなぜプランBがセールスコピーライターなのかー
「初期投資がゼロに近く、在庫を持たない稼ぎ方はあるのか?」と考えた時に、頭の中に浮かんだことがあります。
それは、文章を書いて報酬を得ることでした。パソコンとネット環境があれば、初期コスト「ほぼゼロ」で稼げる文章の世界に魅力されたからです。
その後、文章を書いて稼ぐ方法を調べるうちに、自分に合う方法が3つあることに気づきます。
- WEBライター
- コピーライター
- セールスコピーライター
1から3を簡単に説明します。
Googleで検索したときに、サイトを上位に表示させる施策(SEO)記事を書くのがWEBライターの仕事です。また、「そうだ 京都、行こう。」のように企業のPR活動を促進させる文章を書くのがコピーライターです。
私が選んだのは、商品の購入や集客を促す文章を書くセールスコピーライターです。
ひと言でいうと、売れる文章を書く仕事です。
私の本業が営業職ということもあり、物を売ることに関しては得意です。
「営業の技術を”文章でも”活かせるのでは?」と考え、売ることに特化したセールスコピーライターを選択するに至りました。
3. プランBを考える上で影響があったもの・人
ー年下の師匠との出逢いー
年下の師匠との出逢いがプランBを加速させます。
その出逢いをキッカケに文章を書くことが好きになります。
2019年8月に無料ブログから有料ブログ(WordPress)に切り替えました。その時にサイト制作/コンサル依頼をしています。理由は独学で学ぶことに限界を感じたからです。
私はパソコンが大の苦手です。WEBサイトの作り方も分かりません。調べるのに時間がかかり、「このままではブログサイトを立ち上げることに時間を奪われ、執筆できずに消耗してしまう」と思いました。結果として、お金を払い、時間を買うことを決意します。
ツイッターを通して地元のブログ制作兼コンサルタントを探します。その後、「この人にコンサルをお願いしたい」と思う人が見つかり、直接会う約束を取り付けます。
お会いした方は19歳から月収100万円を稼ぐ大学生アフィエイターでした。※アフィリエイターとは、Webサイトから広告収入を得る職業
その方からサイト制作/ブログの書き方の基礎を教わります。この出逢いをキッカケに文章の楽しさを知り、独学でセールスライティングの勉強に励むことになります。その出逢いが起点となり、今の私がいます。
私のプランBは大学生との出逢いから始まり、今まで知る由もなかった経験や人との出逢いに恵まれていくことになります。
その大学生が私のプランBに一番大きな影響を与えた人です。
4. 裏吉がこれから持っておきたいプランB
ーこれから持っておきたい私のプランBー
私がこれから持っておきたいプランBは、サラリーマンをしながら事業を持つことです。現在、サラリーマン目線と事業者目線の違いを痛感している最中です。
もしかすると、あなたも「経営者視点を持ちなさい」と会社で言われた経験があるかもしれません。私は事業経験がない人が経営者視点を持つことは不可能だと考えています。実際に事業を立ち上げて、痛い経験/成功体験をするからこそ経営者目線が身に付くと思っています。
プランBで身銭を切り、立ち上げた事業経験/知恵を本業のプランAに還元することが、私のこれから持っておきたいプランBの在り方です。
ープランAとプランBの関係ー
私のプランAとプランBの関係は「互いに相乗効果」を生むことにあります。
本業で得た営業経験・知識を言語化し、ツイッターで配信します。
ある程度、コンテンツが溜まった段階でブログにまとめます。
その実績をフックに営業をかけて副業に繋げます。
副業で得た文章の伝え方や書き方を本業に還元します。
プランAとBで得た知識や経験を共有するようにしています。
結果、本業の企画書/プレゼン/報告書/議事録/メール対応などに活きています。
プランAとBの両方を切磋琢磨していくイメージが一番近いです。
ープランAとBのおかげで人生がどう変わったかー
プランAの営業知識を言語化してプランBに落とし込むことによって、部下の教育に役立っています。
今まで部下には「感覚的にあの場面では〇〇と言う必要があると思う」という抽象的な話をしていたのですが、「あの場面で〇〇と言う必要がある。なぜなら〇〇だから」ときちんと言語化して指摘できるようになりました。
まさにプランBの恩恵です。
感覚営業から論理的営業に変わったのです。
私はプランAとBで得た知識を上手く回し、互いの分野に還元できるように努めています。
これが私なりのプランAとBです。
5. まとめ
「なぜか、その140字を読み込んでしまう…」
裏吉さんには僕からお声がけさせていただいたのですが、キッカケは裏吉さんのツイートがこちらに当てはまるからでした。
正直、最近のTwitterには「型」というものが持ち込まれ、運用スキルが多くの人に共有されていく中で、“140字をちゃんと読み込む(読み直す)”ツイートはどんどん減ってきているように感じます。
皆さんも、とりあえず「いいね」を押したりしていませんか?
プランA・B問わず、世の中全員が発信者となる世の中で、まさに文章力は「いかなる世の中であろうが、どのコミュニティに属していようが(いまいが)、求められるスキル」だと改めて感じました。
この企画では、多くの方にプランBの重要性を説いていただいていますが、文章術はもはやプランAやBといった枠組みを超えて全ての人が取り組むべきスキルです。
(振り返ってみると、「あなたのプランB」に登場してくださった皆さんも文章で読み手を虜にできる素晴らしい方です!)
そんな中で読み手の印象に残す文章力をプランBの中核に据えていらっしゃる裏吉さんの考え方や行動は、こらから何から始めたら良いのか分からない方にとっては最高のお手本になるのではないでしょうか。
そして、何よりもこのプランB(稼げる文章)は、プランAとBの両方を切磋琢磨させることが可能であることも魅力の一つだと思います。
これ以上は僕自身が語っても、もはや説得力に欠けますので、興味のある方はぜひこちらのnoteをご参照ください。
【裏吉の文章術、公開】
→失敗しない文章の考え方
→読み手の印象に残す文章術
→惹きつける文章術私がTwitterで活用している文章術も、まとめている。
このnoteは、あなたの文章力が”どんなレベル”でも、読み手を振り向かせる文章レベルまで引っ張り上げる。https://t.co/AF3FNAE7xj
— 裏吉 (@Sales_writing20) July 7, 2021
それでは改めて、裏吉さん、この度はステキな記事をご寄稿いただきありがとうございました。
僕自身もこの媒体を通して読み手の記憶に残る文章術を磨けるように精進したいと思います!!
6. この記事を書いた人
裏吉
中小企業で会社役員を務めながらも副業を実践。2つのTwitterアカウントを持ち、合計のフォロワーは6.3万人を超える。
裏吉:https://twitter.com/Sales_writing20
秀吉:https://twitter.com/Top1Salesisart
Blog:https://best-salesman.com/
7. あなたのプランB
この記事を読んでわかるように、成功している人の多くはプランBを常に考えて行動しています。
強力なプランBがあることでプランAはより輝きます。
副業(プランB)という副収入があるから本業(プランA)の選び方が変わる、転職の選択肢があるから本業でも挑戦できる、英語を勉強すれば仕事、生活の幅が広がる。
自分に最適なプランBを考えて、人生をより豊かにする生き方を見つけましょう。
「プランBのメリットとは何か?」「どうやってプランBを考えて良いかわからない」という人は、まず僕が説くプランBを読んでみてください。
プランBのすゝめ
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