最近は転職や副業など、働き方に多様性が認められるようになってきました。
僕は「プランBを常に持っておく」ことを提唱していますが、社会人のプランBとして大きな可能性を秘めるのが「転職」です。
これは、「転職をしろ」と説いているのではありません。むしろ、必ずしも転職する必要はないです。
あくまでも現職というプランAに対して「いつでも転職できる選択肢を持つこと」が大切であるとお伝えしたいのです。
いつでも転職できる状態になっておくことで、「今の仕事がダメになっても、失敗しても、すぐに飛び出せる」と精神的に余裕が生まれます。
よく勘違いされがちだけど「転職することが正解」ではないからね。転職して後悔している人も沢山知ってます。(皆そんな話は発信しないけどね)
— イシコ @3/17出版『入社一年目からどう働くか』 (@newsalaryman_21) September 12, 2020
そうではなく「いつでも転職できる準備を進めておく」「いつでも転職できる状態に仕上げておく」という2つを常に保っておくのが、理想の状態です。
では、転職というプランBをどう考えていくかですが、転職エージェントを活用することが重要です。
転職エージェントというと、「ただひたすら求人を送りつけてくる」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、きちんと自分に合ったエージェントに出会うことができれば、キャリアの選択肢を大きく広げることができます。
デキる社会人として転職エージェントに会うのは基本中の基本です。
転職エージェントを探している人におすすめなのがビズリーチです。ビズリーチに登録しておくと、企業や転職エージェントからオファーが届きます。登録しておくだけで良いので、転職活動の第一歩にとしておすすめです。
この記事では、僕が考える転職エージェントの使い方、転職エージェントに会うことの意義、そしておすすめの転職エージェントをお伝えしたいと思います。
目次
転職エージェントと転職サイトの違い
まずは、転職エージェントと転職サイトとは何か、から理解しましょう。
それぞれどのようなサービスを提供しているのかを理解することで、効率良く使い分けることができます。
転職エージェントとは?
転職エージェントとは、利用者ひとりひとりに専属のコンサルタントやアドバイザーがつき、希望条件に合う求人の紹介を受け、応募から選考そして入社までのサポートを受けることができるサービスです。
主な転職エージェントの特徴として次の点が挙げられます。
- コンサルタントやアドバイザーといった転職のプロから、転職活動全体のフォローを受けることができる
- 個々の希望や状況に応じつつ、採用の見込みが高い案件を紹介してもらえる
- キャリアアップに必要な情報やアドバイスがもらえる
特に初めて転職活動をするとなると、不安になることも多く、いろいろな悩みをもつものです。 専属のコンサルタントやアドバイザーがいることで、プロにサポートをしてもらいながら、情報収集から入社まで一貫して進めることができるのが転職エージェントの特徴です。
例えば、転職エージェントでは以下の3つがまずおすすめです。
- リクルートエージェント:業界最大手。まずはココから。
- ランスタッド:ハイクラスならココ。年収800万円以上の求人が多数。
- JACリクルートメント:外資転職ならココ。日系グローバル企業にも強い。
まずは一度登録して使ってみましょう。
転職サイトとは?
転職サイトとは、オンラインのプラットフォームで求人情報が掲載されており、事前に会員登録することで、応募から面接の一連の選考手続きを自分で進めることができるサービスです。
主な転職サイトの特徴として次の点が挙げられます。
- 求人の参照から、応募・選考と全て自分自身で行う
- 自分のペースを最優先でき自由度が高い
- 幅広く業界や企業について調べられる
基本的に、転職サイトは自分からアクセスして、求人検索や応募手続きをするものであり、時間や場所の制限なく、自由に進めることができます。
また未経験業種・職種についての情報を集めることができ、転職に関する具体的なプランがなくても、気軽に利用できるのも転職サイトの特徴です。
転職エージェントと転職サイトの使い分け方法
それぞれ特徴があるからこそ、メリットとなる特徴を最大限にする使い方をすることで、転職活動をより円滑に進めることができます。
自分のペースで幅広い種類の案件をチェックできる転職サイトと、案件検索から入社まで一貫したサポートを受けながら転職の成功を目指せる転職エージェント、それぞれ次のポイントで意識的に活用することをおすすめします。
圧倒的な案件数を保有する転職サイトの強みと、採用を成功させるノウハウをもつ転職エージェントの強みを理解して活用していきましょう。
転職エージェントを使うべき理由
僕が転職エージェントを使うことを勧める理由は2つあります。
- 市場価値を測るため
- 転職市場を把握するため
それぞれを詳しく解説します。
1. 市場価値を測るため
市場価値とは、言い換えれば「自分が転職市場においてどのように評価されているか」ということです。
市場価値が高い人材であればあるほど、たくさんの企業からオファーをもらえますし、年収も高くなります。
ですが、自分自身の市場価値を測ることは困難です。
そこで、市場価値を測るために転職エージェントや転職サイトに登録することはとても重要となります。
僕が総合商社時代に転職エージェントと面談した時には、「イシコさんの経験は限定的で、専門性がないから、年収は1000万円から700万円くらいに落ちます」と言われました。
当然、こう言われた時はとてもショックでしたね。
ですが、「イシコの市場価値は700万円」と言われたことで、自分に足りないものが何か、市場価値を上げるためには何が必要かを考えるきっかけとなりました。
その後、転職した際には僕の “時給” は総合商社時代の2倍になりました。
また、転職エージェントを使うべき理由として「社内評価≠市場価値」である点が挙げられます。
「社内評価=市場価値」であれば、市場価値を測ることは難しくないですよね。
しかし、社内で評価が高いからといって、他の企業で活かせる経験や知識があるとは限りません。
それこそ僕のように、「限定的で専門性がない」ためにいざ転職しようとしても年収が下がってしまうことにもなりかねません。
残念な転職にしないためにも、転職エージェントによる客観的な評価がとても大事になるのです。
転職エージェントや転職サイトで自分の市場価値を確かめ、より価値を高めるにはどうすれば良いか明確にしましょう。
価値を高めるには、英語や資格を勉強することや、今の仕事で目に見える実績を残すこと、営業なら営業力という専門性を磨くなど、人によって様々です。
現在の自分自身の市場価値を明確にするためにもエージェントは確実に使いましょう。
2. 転職市場を把握するため
転職エージェントを使うべき2つ目の理由は、常に転職市場の状況を把握するためです。
いくら自分の市場価値を高めたとしても、自分が希望する業界やポジションの求人がなければ転職できないですよね。
求人は常に出ているわけではありません。
基本的には早いもの勝ちで、しばらく転職エージェントや転職サイトから離れているうちに自分が目指す求人が誰かに取られてしまうことも考えられます。
そうならないためにも転職エージェントに定期的に会ったり、転職サイトに時間があるときにアクセスして求人をチェックすることが必要です。
また、「転職意思をみせる」という意味でも転職エージェントや転職サイトを定期的に使いましょう。
エージェントは転職する気持ちがない人にわざわざ優良求人を紹介しません。
転職サイトもビズリーチのように定期的にアクセスすると、企業が見つけやすくなる設定になっているところも多いです。
定期的に転職エージェント・転職サイトを使って転職意思を見せましょう。
転職エージェントの使い方【4つのポイント】
ここでは僕が実際に転職エージェントを使う際に意識しているポイントを紹介します。
ポイントは4つです。
- 自分に合うエージェントを見つける
- 最低1年に1回はエージェントに会う
- 自分のキャリアや業務の棚卸しを定期的に行う
- キャリアアップなのかキャリアチェンジなのかイメージを固める
それぞれを解説します。
1. 自分に合うエージェントを見つける
まずとても大事なのが、自分に合ったエージェントを見つけることです。
人間誰しも好き嫌いがあり、エージェントも人間です。
もし自分のことを気に入ってくれればより良い案件を紹介してくれる可能性もあります。
合わないエージェントと話しても、自分の気持ちや考えを100%伝えられないですよね。
転職活動において、企業に求職者を売り込むのがエージェントの役目です。
自分の強みや経験をしっかり理解して、自分という商品の営業をしてもらうためには、こちらからきちんと情報を伝えておかなければいけません。
そのためにもエージェントとの関係性はとても大事です。
2. 最低1年に1回はエージェントに会う
毎週のように会う必要はないかもしれませんが、転職エージェントには最低1年に1回、可能であれば半年に1回は会いましょう。
半年に1回など定期的に会うことで、自分がこの半年間に何をしてきたか、何が身についたかを振り返ることができ、これから何がしたいかということを冷静に考えられるようになります。
健康診断のような形で、特に転職したいと思っていなかったとしても定期的に会うことが重要です。
転職市場の情報も聞けますし、自分自身について内省するきっかけともなるので非常におすすめです。
3. 自分のキャリアや業務の棚卸を定期的に行う
エージェントに会うのは半年に1回だとしても、自分のキャリアや業務の振り返りは毎月、もしくは2ヶ月に1回など細かく行いましょう。
特に、職務経歴書を定期的にアップデートすることはとても大切です。
職務経歴書とは自分の職歴や、仕事でどのような役割を担い、どのような結果を出したか記載します。
転職エージェントや転職サイトに登録する時には提出が求めれられることも多いです。
この職務経歴書を元に転職エージェントは売り込みをかけ、企業も一次審査として経歴や実績などをチェックします。
転職エージェントに会う度に、職務経歴書は見直すべきです。
もし前回会った時から職務履歴書に何も変化がなければ、前回から今回までの期間、特筆べき成果や身に付けたスキルがないと思われてしまうこともあります。
職務経歴書は自分をアピールするための重要な道具ですので、自分のキャリアの考え方とともに常にアップデートしておきましょう
4. キャリアアップなのか、キャリアチェンジなのかイメージを固める
転職を検討する上で考え方は3つあります。
- キャリアアップ(同業界、同業種内で上を目指す)
- キャリアチェンジ(別業界、別業種に挑戦する)
- キャリアアップとキャリアチェンジの両方を目指す
転職する際にはどれを目指す予定なのか、自分でイメージを持っておきましょう。
上の3つのどれを考えるかで転職までの戦略の考え方が変わってきます。
キャリアアップならその業界、業種として経験と専門性を磨く必要がありますし、キャリアチェンジならどの業界でも通用する汎用性のあるスキルが必要です。
エージェントもキャリアアップかチェンジかで紹介する案件も担当者も変わります。
自分の中で将来どの業界、職種で活躍したいかしっかり決めて、転職エージェントに伝えるようにしましょう。
自分に合った転職エージェントの選び方
自分に合った転職エージェントを見つけるために重要なのは2つです。
- 自分の経験や目指すところに合った転職エージェントに登録する
- 複数のエージェントに登録する
1. 自分の経験や目指すところに合った転職エージェントに登録する
まず、登録する転職エージェントはとても大切です。
転職エージェントと一口に言っても、各エージェントによって、強い業界、弱い業界というのが必ずあります。
例えば、JACリクルートメントという転職エージェントは外資系や日系のグローバル企業、ハイクラスな求人を中心に扱っています。
一方、マイナビジョブ20’sというエージェントは第2新卒に特化した転職エージェントです。
登録するエージェントを間違えると、そもそも紹介してもらえる求人が少なくなったり、紹介してもらっても自分の希望と全く違う求人ばかりだったりします。
先ほどの例で言えば、新卒で経験もスキルもまだ十分ではない人が、ハイクラスな求人を紹介する転職エージェントに登録しても、紹介してもらえる求人がほとんどないことは予想がつきますよね。
目指す業界や自分の立ち位置を考えて最適なエージェントに登録しましょう。
2. 複数のエージェントに登録する
自分の経歴や目指す業界に合った転職エージェントに登録しても、担当エージェントと馬が合わないことも多いです。
複数のエージェントに登録しておけば、そのようなリスクを回避することができます。
いくつかのエージェントに登録し、なるべく多くのエージェントに会った上で一番相性が良いと感じたところをメインで使うのをおすすめします。
基本的にどの転職エージェントも無料で利用できるため、複数のエージェントを利用することのデメリットは求職者側にはありません。
また、転職エージェントも各社独自の求人を持っているので、複数に登録することで、求人の選択の幅が広がります。
おすすめの転職エージェント
目指す業界や、自分自身のキャリアに従って利用すべき転職エージェントを選択しましょう。
複数利用することが基本ですので、紹介する中から2社程度を利用してみることを強くおすすめします。
- リクルートエージェント:業界最大手。まずはココから。
- ランスタッド:ハイクラスならココ。年収800万円以上の求人が多数。
- JACリクルートメント:外資転職ならココ。日系グローバル企業にも強い。
専属コンサルタントやアドバイザーがつくことから、「自分に合う」かどうかは転職活動に大きく影響します。
リクルートエージェント
公式サイト:https://www.r-agent.com/
- 転職エージェントの最大手
- 圧倒的な求人数
- どの年齢・職種でも使える万能型の転職エージェント
リクルートエージェントは転職サイトの「リクナビNEXT」と同じリクルートキャリアが運営する転職エージェントです。
圧倒的な求人数とエージェントの質が高いことで多くの方から評判の高い転職エージェントです。
基本的には、リクルートエージェントを登録しながら他のエージェントと比較していく使い方が良いかと思います。
年間1万3000社以上の企業からの案件を保有し、大手企業から外資企業など幅広い企業の求人を扱っているのは、転職活動を進める上で重要なポイントですね。
無料で業界最大手の提供する高いクオリティのサポートを受けられるというのは、このサービスの最大の強みです。
まずはこのエージェントから登録してみましょう。
\たった5分で登録できます/
ランスタッド
公式サイト:https://www.randstad.co.jp/
- グローバルで年間約20万人の転職サポート実績
- 世界39カ国の国と地域に4,000以上の拠点がある世界最大級の人材サービス会社
- 外資系・ハイキャリアに強い
人材派遣大手のランスタッドは、オランダを本拠地とする世界でも有数の人材サービス会社です。
最大の特徴は、外資系企業求人の保有数の多さで、業界や職種を限定することなく、幅広い転職の可能性に挑戦できることです。
公式ホームページでも公開求人の8割が年収800万円以上とあり、ハイクラス案件が多いですが、若手人材の転職サポートも積極的に行っているので、キャリアプランを検討する上でも活用する価値は高いです。
\外資系・ハイクラスならランスタッド/
JACリクルートメント
公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/
- 年収800万円以上が求人の約80%
- 外資系・日系グローバル企業に強い
- 駐在を狙うならここ
外資系企業や海外進出企業への転職に強いエージェントとして圧倒的な知名度をもつのが、JACリクルートメントです。
ロンドン発祥の日系転職エージェントということで、日本と海外双方の企業文化を兼ね合わせているのは、グローバルなキャリア構築のためのステップとしての転職を目指す上で有利に働きます。
JACリクルートメントは年収800万円以上が求人の約80%で、外資系や日系のグローバル企業をメインに扱っている転職エージェントです。
こちらもハイクラス向けなのでキャリアアップを目指す人には特におすすめです。
業界ごとに専門のチーム(自動車やITなど)があるので、専門的なアドバイスがもらえるのが嬉しいポイント。
また、外資系や海外駐在を考えている人にも使って欲しい転職エージェントです。
スキルだけではなく個々のキャリアに対する志向や希望を重要視してくれるので、キャリアカウンセリングとしてのクオリティが非常に高い、というのは特筆すべき強みです。
\ハイクラス・日系グローバス企業ならJAC/
このように、転職エージェントにも、それぞれの特徴と強みがあります。
コンサルタントやアドバイザーと二人三脚で転職活動を進めるような流れになるので、相性の良し悪しが影響することもあります。
最初から1社に絞らず、複数のエージェントに登録して、「自分に合う」エージェントを活用することが大切です。
おすすめの転職サイト
今すぐに具体的な転職プランがなくても、まず情報収集だけでも利用しやすいのが転職サイトです。
様々なサービスがあるので、各サイトの特徴を知って、自分に合うものを選びましょう。
ビズリーチ
公式サイト:https://www.bizreach.jp/
- エージェントや企業からスカウトが届く
- 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上
- 登録には審査があるハイキャリア向けサービス
スカウト機能を強みとして、メディアでも大きく取り上げられるようになったビズリーチは、ハイクラス転職を目指す人に特におすすめしたいサービスです。
年収1,000万円以上の求人が3分の1以上と、キャリアアップにはもってこいの転職サイトですね。
企業やビズリーチのエージェントからスカウトを受ける機能も充実しているので、転職サイトと転職エージェントの両方の機能があると考えるといいでしょう。
一般的な転職サイトと同じように、自分で求人情報を検索して、応募することもできます。
ビズリーチは、ハイクラス転職に特化していることもあり、登録時に審査があります。
登録にはある程度の職歴が必要ですが、キャリアアップを目指す上で知っておきたいサービスです。
\登録するだけでスカウトが届く/
リクナビNEXT
公式サイト:https://next.rikunabi.com/
- リクルートが運営する国内最大級の転職サイト
- グッドポイント診断で自己分析できる
- 膨大な求人からおすすめをピックアップしてくれるレコメンド機能
国内最大級の案件数と、リクルートという知名度とブランド力が圧倒的な強みのサービスです。
サービス開始が1977年という長年の実績が、優良企業からの信頼につながり、リクナビNEXT限定案件のクオリティを高めています。
高精度AIが膨大なデータベースから希望条件に合う求人を探してくれる機能もあるので、手間が省けるのが良いですね。
また、グッドポイント診断という自己分析機能もあり、これがまた高性能なのでぜひ使ってください。
転職市場を知るための一手として、まず登録しておきたいサービスです。
\リクルートIDで登録できます/
doda
公式サイト:https://doda.jp/
- 利用者満足度が90%以上
- キャリア診断で自分の性格などを測れる
- 転職イベントも開催
大手人材派遣会社パーソナルキャリア(旧・インテリジェンス)が運営する転職サイトです。
転職サイトでありながら、転職エージェントとしての機能を兼ね備えており、個々の転職活動の状況に応じて利用方法を変えられる柔軟性が強みです。
転職関連のセミナーといったイベント開催も多く、実際に企業と接する機会がもてるのも、dodaのおすすめポイントです。
また、dodaでは「キャリア診断」によって自分の性格やパーソナリティを可視化でき、自分がどういう業種・業界に向いているのか測ることができます。
3分で完了しますし、自分の強みや弱みを把握する上でも有益ですね。
\たった5分で登録できます/
転職サイトの中でも、転職エージェント的な機能を兼ね備えたサービスなど、多様化が進んでいます。
無料で利用できるサービスが多いので、まずはいくつか登録して、実際の求人案件の量や種類、応募後の選考の流れなどを確認しながら、それぞれのサイトの強みを効率よく活用しましょう。
併用すべき転職サービス
転職活動を成功させるために最も必要なことは、情報収集です。
求人情報に掲載されている条件面に関する情報はもちろん、業種・職種の求人動向やどのような経験・スキルに需要があるのかなど、ミスマッチなく確実にキャリアアップにつながる転職のためには、正確な情報が必要ですよね。
そこで、転職サイトや転職エージェントと併用して活用して欲しい2つの転職サービスをご紹介します。
Openwork
公式サイト:https://www.vorkers.com/
Openworkは、ひと言で説明すると企業に関する口コミサイトです。
「ジョブマーケットの透明性を高める」という説明からわかるように、現職社員や元社員が実際の経験をもとに労働環境を評価した情報を調べることができるサービスです。
待遇・20代成長環境・人材の長期育成など、企業でのキャリアプランを考える上で重要な項目に関するリアルな評価を確認することができます。
転職サイトで興味をもった企業や、転職エージェントで紹介してもらった企業について、実際に勤務経験のある人の評価を確認することで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
求人を探す機能もあり、気になる企業があれば、そこから募集中案件をチェックして応募することができるのも、効率的で限られた時間を使った転職活動ではポイントが高いです。
ミイダス
公式サイト:https://miidas.jp/
ミイダスは、「市場価値」を「見いだす」ことから、転職活動を進めていくというサービスです。
職歴・実務経験・語学などの資格といった20問程度の質問に答えていくことで、自分の「市場価値」を知ることができます。
ここでいう「市場価値」とは、類似した経歴をもつユーザーにオファーされた年収実績と選考条件に一致した企業数、面接確約オファー数が具体的な数値として出されてものです。
転職サイトで提示されている条件が、市場動向に相応したものなのかを確認するという意味でも、自分の経歴やスキルの客観的価値を知ることは重要です。
また転職エージェントに紹介された案件についても、「市場価値」の視点は、キャリアアップにつながるのかを判断する材料になります。
ミイダスでは、「コンピテンシー(行動特性)」と「パーソナリティ(性格・人格)」を診断することもでき、どのような環境下で最大限の力を発揮できるのかを知ることができます。
一般的な転職エージェントのように専属のコンサルタントやアドバイザーはつきませんが、自分自身の市場価値を分析して自発的に転職活動を進めたい人には使いやすいサービスでしょう。
\5分で登録できます/
このように、転職活動を多角的に進めるために役立つサービスを併用することで、納得できるキャリアアップを転職で実現する可能性も広がります。
もし、まだ転職エージェントを利用するまで決心が至らない方は、リクナビNEXTのような転職サイトに登録するところから初めても良いでしょう。
何よりも、まずは一歩を踏み出してみることが大切ですので、気になる転職サイトや転職エージェントに気軽に登録してみることから始めましょう。
おすすめの転職エージェントとその使い方のまとめ
社会人として常にプランBを考えておくことが、あらゆることのリスクヘッジとなり、経済的、精神的余裕をもたらしてくれます。
「いつでも転職できる」状態にしておくことで、よりチャレンジできる気持ちを高められます。
そのために転職エージェントや転職サイトを活用しましょう。
転職エージェントを使う理由は2点あると述べました。
- 自分の市場価値を把握するため
- 転職市場を常に把握するため
そして転職エージェントを使う際には、自分に合うエージェントを見つけ、定期的に会い、職務経歴書や考え方を定期的に見直すことを意識してみてください。
転職はその後のキャリアだけではなく、ライフプランにも大きく影響する重大な決断を伴います。
だからこそ、転職サイトや転職エージェントのそれぞれの特徴を正確に理解して、使いこなすことが、キャリアの成功に繋がる鍵になります。
転職エージェントを上手に付き合い、キャリアにおけるプランBを確立して新たな令和のサラリーマンとしての成功を掴みましょう。
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