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【あなたのプランB】5. へらじか

プランBとは「代替案」という意味の言葉です。

キャリアにおいて良質なプランBを持つことはとても重要です。

プランBがあれば経済的・精神的な余裕が生まれ、プランAにも良い影響がでます。

プランBの重要性は別の記事で説明していますのでこちらを参照ください。

プランBのすゝめ

プランBの形は人によって異なり、「転職」や「英語」などのスキル・資格でもあり得ます。

中には自分が準備するべきプランBとは何か、どうやってプランBを考えれば良いかわからないという人もいるでしょう。

そこで様々な方に「あなたのプランB」は何かをお聞きし、皆さんの人生におけるプランBの考え方の参考にしてもらおうと思いました。

今回は、日系企業のBtoBメーカー海外マーケとして事業・商品企画を務め、アメリカ駐在も経験する傍ら、不動産賃貸経営も始めたというへらじかさんに「あなたのプランB」について書いていただきました。

皆さんがプランBを考える上でとても有益な情報ばかりなのでぜひ参考にしてください。

1. へらじかさんのキャリア

日系のBtoBメーカーで、海外市場を担当するマーケティングとして販促・事業/商品企画・他社協業案件等を担当しています。

新卒以来同じ会社で十数年間勤めており、これまでに国内営業や関連会社への出向、アメリカ駐在等を経験しました。

2017年から「へらじか」名義でTwitterやブログを開始。へらじか@海外マーケのブログ

イシコさんから寄稿のお話をいただいた際、「外資系日本法人の社長でも、MBAホルダーでも、転職して年収を6倍にしたわけでもない自分なんかが書いて良いものか」と辞退しかけました。

ところがよくよく考えて、輝かしい経歴を持たない普通の会社員にこそプランBの考え方が必要だろうと思いなおし、筆を取るに至りました。

2.へらじかさんにとってのプランB

現在考えている理想的な姿
自分にとっての第一選択(プランA)は現職での2度目の海外駐在です。長期的なキャリア形成の観点からも、現在5歳と3歳の子供たちの将来を考えても、日本以外で暮らし、働き、現地でメンバーを指揮する経験を得る

3.11とアメリカ駐在

この考えに至るまでの経緯を少し補足します。

もともと国内営業からスタートした自分の職歴は2011年3月の震災に大きく転換しました。

新卒入社以来ずっと漠然とした海外市場への憧れはあったものの、現実にはそれを真面目に目指すこともなく、仕事を覚えることと、業務に追われる日々。

定期的に行う上司との面談では憧れと体面だけで「いつかは海外」と言い続けていました。

その心境に変化を起こしたのが3.11。

帰宅できずに東京のオフィスで夜を明かしたこと。

テレビに映る信じられない光景。

その時受けた衝撃が「いつかは海外、の『いつか』っていつだよ」と腹を決める契機に、本気で英語を学んで海外駐在のポジションを目指す動機になりました。

その後は帰国子女上司にコケにされたり、海外出張で英語が通じずに途方に暮れたりといった紆余曲折を経て2015年から3年間のアメリカ駐在を経験。現在に至ります。

アメリカでの3年間が自分の働き方・暮らし方・生き方に与えた影響は計り知れないほど。

ただ振り返ると実際には前半の1−2年間はまともな仕事上の成果が出せていなかったので、2度目は即戦力として再挑戦をしたい。

子供たちも当時は幼児だったので、小学生くらいの年齢で2度目の海外経験をして多様な価値観に触れて欲しい。

これらを叶えるために現職での2度目の海外駐在が自分にとってのプランAです。

プランBとしての不動産賃貸経営

これに対し、2度目の海外駐在が実現しなかった場合のプランBとして日本での不動産賃貸経営を開始しました。

コロナ禍中の2020年5月、この記事を書いている現在からわずか1ヶ月前に中古のアパート1棟を取得し、副業としての大家業をスタートしたばかりです。

銀行からの融資を受けて首都圏郊外に約4,000万円の物件を購入しました。

ここで狙っているのはかなり現実的・打算的ですが、8年後に訪れる家賃、10〜15年後に訪れる子供の教育費、それぞれの金銭的負担を補うために家賃収入を得ること。

プランAとして挙げた2度目の海外駐在があと8年以内に実現するなら会社都合の転勤扱いになるので、駐在先に加えて帰国後も社宅扱いで賃貸住宅に安く住むことができます。

逆に言うと実現しなければ2028年以後は家賃の全額負担に。この時に不動産からの家賃収入があれば安心です。

また(自身が経験した苦労を踏まえて)力を入れたいと思っている子供の英語教育についても現地の学校で習得できるため、直接的な金銭面以外の課題も解決できて一石二鳥、三鳥。

ところがこのプランAは確実に実現するとは考えていません。

そもそも人事は運の要素もある上、自分の能力不足、事業の縮小・撤退、政情不安、自分や家族の事故・病気など考えうるハードルはいくらでもあります。

加えて新型コロナウイルスの流行により、2020年6月現在では国を跨ぐ移動のハードルは高くなっており、いつになったら収束するかも見えない状況。

ならば自力でできることをやろうと、以前から関心があった不動産賃貸経営を開始しました。

奇しくも、3.11では国内営業から海外部門への転換、新型コロナウイルスの影響では副業開始と、社会の転換期にそれぞれ意を決して新たな道に踏み出すことになりました。

プランBを考え始めたきっかけ

プランBを考え始めたのは、駐在時のアメリカ人同僚の影響を強く受けています。

日本の職場で毎年やる「キャリア面談」はどの部署に行きたいとか何の仕事をしたいといった終身雇用が前提。○歳までに能力をつけて他社に行く、なんて言ってはいけない空気というか不文律がありました。

これに対して米国現地法人の同僚たちは(上司との面談で口にするかは別として)他社に良いポジションがあれば移るのは当たり前だし、そのためにスキルや実績作りに本気を出す。

かといって仕事ゴリゴリではなく家族を第一にしていて、休暇も子供のイベントも大事にするし、万が一のレイオフや高額な子供の授業料のために副業もする。

考え方のベースがまるっきり違うのを肌身で感じました。

広義のキャリア=生き方だ、と影響を受け、帰国後に様々な打ち手を検討。

結果として社会人経験で培った基礎的なスキルや社会的信用を活かして、不動産賃貸経営というプランBを始めました。

実は転職か副業か、というのは迷った点。

勤め先で担当する仕事、同僚との関係や職場環境はいずれも気に入っているものの、給与面ではもう少し欲しいのが正直なところ。

それなら地力をつけて同業他社の上位ポジションへ、という思いは無くはないのですが、プランBである不動産の方を確立してからでも遅くないだろうと考えました。

むしろ転職してしまうと直後は融資がおりづらいという話も聞くので、あるかもしれない将来の転職前にプランBの地固めをと。

プランBのメリット

これにより得られた効果は金銭の面や心理面で多くあります。

  • 2度目の海外駐在が無かった場合でも貯蓄のペースを維持
  • 年間の家賃収入見込み(手取り)は約90万円となり転職せずとも収入のベースアップを実現
  • 本業の1本足に頼る不安を減らすと同時に給与増を伴わない自由な転職も可能
  • 借入・負債・バランスシートといった概念や、決裁・経営を実践で経験

繰り返しになりますが、現在担当している仕事や職場環境には不満はありません。

そのためセミリタイヤや早期退職ということは全く考えておらず、むしろプランAとしての好きな仕事をするためにプランBの賃貸経営業で給与面を補えると考えています。

何より、プランBを作ったからと言ってプランAが消えるわけではありません。

不動産からの家賃収入や個人経営者としての経験を得ながら2度目の海外駐在のチャンスも回ってきたとしたら、それほど良いことはありません。

3. プランBを考える上で影響があったもの・人

上記のアメリカ駐在時代の経験で目が開いたことにより、事業家や投資家への漠然とした興味を持つようになりました。

駐在中は日本語でのインプットに飢えていたため、日本の経営者やエンジェル投資家のインタビューを熟読。元カルビーの松本さんや、エンジェル投資家の有安さんが、2017年当時、特に印象に残りました。

次いでTwitterを再開し、様々な生き方があることに触れて刺激を受けました。転職経験がなく、視野が狭くなりがちな一介の会社員である自分にとって、各分野のエキスパートの意見や考えをしり、たとえ著名ではなくても同じ会社員の日常・喜怒哀楽にダイレクトに触れられることが思考の糧になっています。

影響を受けた本については1冊と言い切るのが難しく、雑多に読んだ中からその時々でエッセンスを抜き出してモチベーションにしたり、参考にしています。

その中であえて挙げるとすれば、不動産についてというよりは、英語学習で使った『Duo3.0』。

社会人になってから英語学習に取り組み様々な教材に手を出しましたが、最後に戻ってくるのはいつもこれ。この10年間で1番読んだ本だと確実に言えます。

Duo3.0で英語を学び、海外生活を経験し、その時に受けた刺激が周りにまわって結果的にプランB、不動産経営につながっています。

4. これから持っておきたいプランB

これからのプランA

今の業界で、物作りを通じてグローバルに価値を提供していくことです。なんて書くと格好つけすぎかもしれませんが、仕事にはやりがいを感じています。

そのベースの上で金銭的な部分を補うために、現職で海外駐在のチャンスがあればそこに。なければ同業他社への転職も将来的には視野に入れつつ、自分の背中を見て我が子たちが世界を意識して成長してくれたらなと考えています。

これからのプランB

それに対してプランBは不動産事業の拡大です。

まだアパートをたったの1棟買っただけなので大きなことは言えませんが、ゆくゆくは本業の給与と同程度の収入を得られるようになることが理想です。

また、本業で決裁権をもった役職に就くにはまだ時間がかかりそうですが、賃貸経営業においては自身が代表として融資や経営の意思決定を実務で経験できることも副次的なメリットだと感じています。

この両輪を回すことが自分に収入・経験を運んでくれると信じています。

それが終わったら、我が子を含めた次世代が世界で活躍することに貢献できるような何かをやりたいと漠然と考えています。

かつて洋楽にも世界史にも全く興味がなく、入社時点でTOEIC420点だった自分が偶然世界に出るチャンスを得て変わったので、これからの社会を生きていく次世代にも何かバトンを渡せたら理想的だなと。

2017年から運営中のブログやTwitterは、その時のための超長期的な布石です。自分の発信から刺激を受けた人のうち何人かが発信者側に回り、そこから我が子が何かを感じてくれればと。

自分がそうだったように、親の言うことは直接は聞かないと思うので、中間にいる誰かに(勝手に)期待しています。

5. まとめ

へらじかさんとは、これまで何度か鮨会(と勝手に読んでますw)で定期的にお会いさせて頂いております。

以前から、2度目の海外駐在のチャンスを狙っているとは聞いておりましたが、同時にその想いが実現しないときのためのプランを粛々と考えられていたことも聞いておりました。

今回はコロナ禍の最中に、思い切ってプランBを実現されるという行動をされたへらじかさんにどうしてもお話をお伺いしたいと思い打診をしたところ、最終的にはご快諾頂きました。

※皆さん、比較対象が第一回の三村社長なので及び腰になりがちなので、交渉が大変ですが笑。

記事を拝読して…

プランBはプランAを邪魔しない。

むしろプランB(不動産賃貸経営)を確固たるものにすることで、プランAが実現しないかもしれない世の中を想定して動き続けることが大事。

世の中、自分の思い通りにいかないことの方が多いですよね(サラリーマンなら特に)

どれだけ英語を磨き、海外勤務希望を上司に訴え続け、その実力が伴っても、不運な出来事(今回でいうとコロナ)が起きて、全ての努力が報われないこともあります。

来てほしくない未来(この場合は海外駐在が実現しない未来)に備えて、現実を見据えた行動を取る…これこそが本来のプランBの意味ですよね。

その意味ではお手本のような記事を寄稿いただき、きっと多くの方に参考になると確信しております。

この度は記事をご寄稿頂き重ねてお礼申し上げます。

次回の鮨会では、ここでは書けなかった裏話を聞けることを楽しみにしております笑。

6. この記事を書いた人

へらじか

日系のBtoBメーカーで、海外市場を担当するマーケティングとして販促・事業/商品企画・他社協業案件等を担当しながら2020年5月に築古1棟アパートを取得し兼業大家に。

ブログ:「へらじか@海外マーケのブログ

海外マーケとしての仕事や資産運用、不動産賃貸経営、子育てについて発信中。

ツイッター:https://twitter.com/moose_fukui

7. あなたのプランB

この記事を読んでわかるように、成功している人の多くはプランBを常に考えて行動しています。

強力なプランBがあることでプランAはより輝きます。

副業(プランB)という副収入があるから本業(プランA)の選び方が変わる、転職の選択肢があるから本業でも挑戦できる、英語を勉強すれば仕事、生活の幅が広がる。

自分に最適なプランBを考えて、人生をより豊かにする生き方を見つけましょう。

「プランBのメリットとは何か?」「どうやってプランBを考えて良いかわからない」という人は、まず僕が説くプランBを読んでみてください。

プランBのすゝめ

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